Stephen McRobbie(The Pastels/Geographic)
1. ぼくたちが今でも音楽を完成することができるということを実感できたこと。
なぜなら、ぼくらが何かを終えることができたのは、もう随分と前のことだからね。
12 Bars が彼らの舞台「Do I Mean Anything To You or Am I just Passing By?」
に関わる機会を与えてくれたのは、彼らのぼくたちに対する信頼のあらわれだった。
そのプロセスはデイヴィッド・マッケンジーの映画のために製作したときと近くて、
とてもうまくいった。その大半をノーマン・ブレイクの自宅スタジオで録音したのだけど、
彼と過ごせてよかったよ。彼は仕事がとても速い、でもぼくらの時間軸に合わせてもらうよう、
ゆっくり進めてもらった。いくつかの美しい瞬間があったんだ。
2. テニスコーツのことを少しは知ることになった1年。
舞台音楽を制作するために彼らに参加してもらえた。ぼくらは特別な境遇にいるのだと思う。
テニスコーツとパステルズの共作で数曲レコーディングもしたんだよ。
彼らと一緒に演奏することはほんとうに特別なんだ。
Monoでやった彼らとTapeのライヴは今年、ぼくが好きだったライヴだよ。
3. 今年、リリースされたもので好きだったレコードは1975年から1983年にかけて録音されていた、
アーサー・ラッセルの「First Thought, Best Thought」
とてもルーズなんだけど、同時にとてもうまくまとめられてるし、
希望を抱いて漂ってたんだ、このレコードは。
ぼくたちもこんなふうに音を響かせるようにすべきだ!と思った。
ジャーヴィス・コッカーとthe Konki Duetのアルバムはほんとにおかしくて、
ワイルドで最高だったね。
いつもどおり、日本の音楽を聴いて過ごすことも多かった。
工藤礼子の二枚のアルバムは美しい。
カマ・アイナの「club kama aina」はスコットランドと日本を結ぶ、すばらしいトラヴェローグ。
今年、拓次の音楽がより多くの新しい人々に届いて、ぼくはほんとうにうれしいんだ。
4. 今年は映画館にあまり行ってないんだ。ゴダール漬けだよ。
5. でも、ぼくらの友達・デヴィッド・マッケンジーのすばらしい新作「Hallam Foe」のために選曲を手伝うことはできたよ。
6. 今年は本もあまり読んでないな。雑誌「The Wire」といくつかの古いゴダールのインタヴューを読んだくらいで。
7. テニスと卓球をよくした。コートと卓球台のキングとして君臨するために多くの友達と対戦した。
Fully Rad Tournament では優勝したんだ。来年もその座を守れるといいんだけどね。
8. 今年はジオグラフィックよりもモノレイル・ミュージックで過ごす時間が多かった。
単に自然な流れなのだと思う。それもいいけど、来年はジオグラフィックの動きを活発にしたいな。
このレーベルを始める理由となったグループときちんと契約したいと思っているんだ。
9. 多くの時間を家で過ごした。
10. でも、ぼくのいくつかの夢をカトリーナと共有した。すばらしかった。


