佐伯誠(文筆業)
くり返し聴いた曲
・NO DIRECTION HOME(Bob Dylan)
もちろん、スコセッシの映画を観て、すぐにその場で購入。ここから、ディランの伝記、などを一気に読みあさる。ちょうど、友人のEricとディランで何が好きか、という話題になって、JOHN WESLEY HARDINGということで一致したのも、オモシロかった。ディランのノーベル文学賞を待望。・WORLD WITHOUT TEARS(Lucinda Williams)
Sheryl Crowを、さらにねじって重くしたような。クセになる声質。スゴク力のある短篇連作集を読むような印象。・CHICKEN SKIN MUSIC(Ry Cooder)
晴れた休日の午後、ヴェランダに靴を並べてセッセと磨くときに、こんなにピッタリのアルバムはない。極上のトラヴェローグともいえるかもしれない。・WOMEN OF AFRICA
パリのブランレー河岸にできたミュゼのショップで購入。サバンナに立っている心地の、地平の広さ。風。アフリカのディーヴァたちの競演が、すばらしい。・SAVANE(Ali Farka Toure)
デザート・ブルースのキング!有無を云わせぬ迫力、説得力。・CARELESS LOVE(Madeleine Peyroux)
行きつけのanother doorで、よく流れていた。友人のデザイナー、木村裕治よりプレゼントされたCDでもある。トーストを焼きながら、ついつい聴いてしまうことがたびたび。・hana-uta(ハナレグミ)
若い友人、モモちゃんからのプレゼント。はじめは、なじめないかったが、そのうちハマってしまった。ku:NEL的な音楽?・WILL THE CICLE BE UNBROKEN(Nitty Gritty Dirt Band)
無条件。ノーコメント。涙。・UNBROKEN CIRCLE(The Musical Heritage of CARTER FAMILY)
同上。・WILLIE NELSON & RAY PRICE FADED LOVE
ただFADED LOVE一曲を聴きたくて購入したCD。北カリフォルニアをクルマで走っているときに聴いて、胸が熱くなった曲でもある。BEST10
・西東三鬼「神戸」
おそるべき三鬼!前衛俳句でしか知らなかった三鬼の、幻の傑作。なんとハードボイルド。なんとノワール。・アイルランドのレインコート
麻のレインコート。軽くて、タフ。引きずりそうな長いコートだが、モードを蹴散らす気品有り。・神楽坂「おおさこ」
パリ在住の山本豊に連れて行ってもらって、 すっかり気に入った。 エルメスの映画上映のプログラム担当のパトリックを案内して、大いに喜ばれた。さりげない名店。愛のある手料理。・シチリアでワイン造り
友人のジャンフランコの農園でのワイン祭り。ブドウを摘み、足で踏んで、ワインを造った。忘れられないヴァカンスとなった。・フォンテーヌブローの森
友人真理子さんの住まいを訪ねて、一緒に森を散歩して、セップ茸を採った。忘れられないたそがれとなった。・ガリマール
パリで、いつも気になっていたガリマールの館へ入った。こんなところで編集しているのか、という驚き。宏大な館には、ガリマール一族も暮らしている。・竹本さん
月に一度、こゝろのこもった料理を食べに行っていた、阿佐ヶ谷の「竹本」での会食会。残念ながら、主の竹本さんが81才で永眠されてしまった。・星子
友人Dannyが毎年造る梅のリキュール「星子」。今年も、12本購入。親しい人へのプレゼントにする。・アンリ・ミショー
倉持公一さんから頂いた本がきっかけで、アンリ・ミショーに魅了された。その狷介、その晦渋。・クートラス
困窮のうちに世を去った画家クートラス。その気品、そのロマネスク、その幽遠。わが一生の画家の絵の飾られたパリの部屋で、過ごした日々。
